2011年09月27日

ブレーキ温度の お話し

先日の走行会の日にPFC JAPAN様のご協力により FSWでのブレーキローター温度のDATAを取ってみました。
外気温 23℃

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2011 中ちゃんCAMARO  (中ちゃんDRIVE) 
Fr Lh 329℃   Rh 303℃
Rr Lh 235℃   Rh 207
2010 ABLE CAMARO (F3 Driver )
Lh 331℃       Rh 330℃
Lh 235℃       Rh 228℃
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午前中に2009 ZO6 DBAローター装着ノーマルブレーキキャリパー+社外パッド実際に私がドライビングさせて頂きサスペンションのセッティング+ブレーキのフィーリング等の確認も行いました。
『DBAローター装着 ノーマルブレーキキャリパー+社外パッド』の仕様でも十分スポーツ走行を楽しむレベルでしたら問題無く,御使用になれると考えられます。
そして今回走行後にローターを点検してもクラックは有りませんでした。(当然RACEやタイムを狙っての走行にはコンプリートのシステム変更が必要になります)

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参考までにADV ZO6の同じぐらいの外気温の時のFSWでのDATAです。
Fr Lh 359℃/Rh 347℃
Rr  Lh 364℃/Rh 337℃
ここで問題になるのは温度そのものではなくcamaroとZO6で前後のバランスを比較した時にcamaroの方がフロントの温度の方が かなり高いのが分かると思います→ブレーキング時の姿勢変化が大きく(Frノーズダイブ+Rrリフト)の状態が見て取れます。
改善するにはFr スプリングレートを上げるかショックのちじみ側の速度を遅くする&リアのショック伸び側の速度を遅くする等が考えられます。
これはあくまでもブレーキングのみを考えた場合です。実際にはコーナリング中の姿勢変化も考慮しなくてはならないのでもっと複雑になってしまします・・・・・
ブレーキの温度を知るということは車のサスペンションのセッティングに大きくかかわってきます
逆に同じブレーキシステムでもサスのセッティングにより効き方が大きく変化します。exclamation×2
いつもしつこく言っちゃう事なのですが、『車全体のトータルバランス+ドライバースキルのマッチング』・・・大切です。
サーキット走行をする時に非接触の温度計測機器(あまり正確では有りません)を お一つ用意しておくとブレーキ関係、DIFF TM EG 水温、更に路面温度までかなりのDATA取りに役立ちますよ〜ぴかぴか(新しい)

先日ENDLESS&ADVのブレーキシステムを装着したZR1も今回のFSWでの走行会には仕事のご都合で参加できなかったのですが、各部の慣らしが終了し次第ENDLESSに立ち会って頂きブレーキ関係のDATA取りを行う予定です。

9/25/2011 TOLEDO246&ADV 走行会FSW 2011 #3当日の写真ギャラリーの方にUPしました。



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2011年09月18日

ギュイ〜ン ガりガリ で御座います

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昨日からSチーフは 『ギュイ〜ン ガりガリ』 で御座います。
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2011年06月10日

KAMAちゃんが遊びにいらしたので・・・

1969 CAMAROの連続走行TEST時に シフターのたまたまがスレット部と分かれてはずれ コロコロしてしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)
HURSTなどの製品でもよくあるのですが・・・
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 『もう少し長くしたい&太さもしっくり来ない』とおっしゃっていましたのでKAMAちゃんがいらっしゃる間にワンオフ製作です。
ジュラコンを旋盤で削って握ってもらったりしながら完全にオーダーメイドです。この辺の部品もお客様が操作しやすいように製作しちゃいます。
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ADVではサスやアライメント、キャブのセッティング、コンピュ^-ターのプログラミングなども 個々のお客様に合わせてファインセッティングさせて頂いています。 特にドライビングポディションは直接体に触れる部分ですし 的確なポディションを作り出すことにより 視線も安定し更にドライビングの正確さ&楽しみも倍増する事に間違え有りませんわーい(嬉しい顔)
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明日からFSWでCARRERA CUP 第4戦&第5戦が開催されます。TOYくん参戦です!
  みなさん おうえんよろしくです 『がんばれ〜手(チョキ)
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2011年03月31日

ちょんまげ???

メンテナンスでお預かりしている車輌にチョットいたずらして『ちょんまげ』似合うか? のせてみました・・・・
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I 様 C−5はサスの取り付け&セッティング、4点ベルト装着の為 シートベルトサポートバーの取り付けも終了です。
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2011年03月26日

LS-7 更なるモデファイへの傾向と対策A

昨日に続きで 検証しながらの分解作業が行なわれています。
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オイルポンプやタイミングチェーン&ギアーなども外しピストン&コンロッドなども取り外しました。
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LS−7を正しく分解&組み立てするには この写真の様にSST(専用工具)が何種類か必要となります。
LS−1用のものとは異なる物も必要になります。
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LS−7未使用のユニットが『ほぼ全バラ』となりました。
この後時間が取れるときに重量のバランスの精度などを確認する作業となります。
 ここまでのSチーフによるインプレッションは『やっぱり量産のエンジンですね〜・・・・』ということです。
理由その1:組み立て前のすべての部品の洗浄作業があまい(1度も火を入れていない新品なのですがメタル類にすでに細かい異物が付着している等から考察すると組み立て前の部品類の洗浄作業がまったく足りていません・・・)
理由その2:ピストンリングの合口の向きが揃ってしまっているピストンが何本か有りました。
 という所です。
ただしこれはADVが考えるモデファイE/G(RACE E/G)として考えた場合です。LS−7ユニットも素材として考えていますので素材としては最高のユニットだと思っていますぴかぴか(新しい)

posted by Advance Auto at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | パーツ・モディファイ